スタッドレス・タイヤを購入するとき、純正サイズよりホイールサイズを小さくしたほうが格安になる場合があります。また、ドレスアップのために大きなホイールに替えたいこともあるでしょう。
しかし、タイヤ外径(直径)を大きく変えると、速度計と実際のスピードの誤差が大きくなり車検に通らなくなります。
では、どの程度のサイズ変更ならば車検に通るのでしょうか?
最終判断は担当検査官次第だと思いまが、一応、指針が出ています。
このサイトでは「2023年6月5日現在」時点での
「道路運送車両の保安基準」の「第二節」「第148条」
に記載されている、
10 ( V1 - 6 ) / 11 ≦ V2 ≦ ( 100 / 94 ) V1
という計算式を用いることにします。この計算式を簡単に言うと、
「車のスピードメーターが時速40kmのときに、計測器の時速が31km~42kmでないとあかんで」
ということです。
なお、この基準は平成19年1月1日以降に登録された車に適応されるようで、それより古い車はもう少し基準がゆるいのですが、厳しいほうに合わせていたら問題ないと思いますので、このサイトでは上記基準で統一します。
※タイヤの側面に「215/85R19」のように書かれています。